痔の手術となりました。

今朝、家族がテレビを観ていて、自分はながらで音だけ聞こえる状況であった。
辛坊治郎さんが司会の報道情報番組がやっていて「チケットが買えない講談師」
というナレーションが聞こえて手を止めて画面を見てしまった。テレビはほとんど見ないのにね。

それで見てしまったのが講談師 神田松之丞であった。
テレビの術にはまってしまった。
結局、youtubeとかラジコとか諸々で彼の講談を結構聞いてしまいすっかり虜になった。

話はタイトルに移りますが、先日、痔の手術を受けました。
元々、痔には縁のない人間で痔の苦しみというものを全く知らなかった人間が
突然、痔になって次の日には手術を受けるという事になってしまった。
これはもしかしてリュウマチの注射、ケブザラが関係しているのかな?と少しよぎりましたが
リュウマチの先生に確認したら「あまり関連はないように思います。」という事だった。

痔になって手術して術後の経過なんかを紹介します。

その日、朝起きた時にお尻に何となく違和感があってどうしたのかな?と。トイレでお尻の辺りを触ってみると、
だいぶ腫れているようでその後は痛くなって来た。夕方には病院に行く事を決意し、近くのクリニック行ってみた。
横になって触診して頂いた。(診察台に横になってバスタオルをかけてもらってお尻の露出しないようになっていた)
先生曰く「痔の腫れが大きくなって行くようなら明日にでも手術の必要がある。」のだそうだ。

痔の薬(軟膏)を塗りながら症状が収まる事を期待したが、次の日も痛みと晴れは進行するばかり。
結局、手術が決まった。手術は13:00からで、「1時間くらい。」と言われたが、40分で終わった。

結構本格的な手術で、分娩台と同じような形になる手術台に横たわりまずは麻酔、
脊椎に注射をして下半身が暖かくなって鈍感になるのだけれど、脊椎に針を刺すのが大変だった。
刺す時に腰が引けてしまい先生に怒られてしまった。「じっとして頂かないと麻酔が打てず困ります。」
何度かチャレンジして4回目くらいで無事に刺さり、最初だけ痛かった他は大した事はなかった。
10分位で下半身全体の感覚が鈍くなり、肛門の近くにも麻酔を打って手術が始まった。

まるで出産する態勢で先生が私の下半身の大事な部分に潜って行く様を見ながら何度も笑ってしまった。
切ったりする様子は感覚でわかるが、麻酔が効いているので痛みがない。どうやら腫れた部分を切開して切除・止血
したのだとわかる。

後から聞いたが、痔の手術は切開した部分は縫合しないそうだ。理由は、縫合すると肛門の広さが小さくなり
便の出に影響するからだそうだ。
手術が終わってガーゼが1枚尻に貼ってあるだけで、麻酔が切れる2時間程待機して家に帰る事となった。
手術を受けた病院はクリニックで、市内で唯一麻酔が出来るクリニックだそうで、自前で手術が出来るというのはよかったと
喜び、入院する必要もないと歓迎したけど、その日は痛みで一睡も出来なかった。
痔の手術は入院するのが一般的らしく、自宅で痛みに耐えながら、トイレに行くのもガーゼを交換するのも大変な手間だった。

縫合しないので出血が結構続き、このためガーゼがすぐに容量オーバーになってしまう。4日目位には出血も少なくなったが、
代わりに粘膜を創ろうとするのか湿っているのでガーゼは結局大変な事になる。

体調的には3〜4日は使いものにならず、じっとしていないとキツかった。3週間経った今でもお尻は腫れているというか
排便で出血するので手術した部分はまだまだ気が抜けない。

痔の手術って結構クラシックな治療であるのだと身を以て体験させて頂きました。
ちなみに、日帰りで手術代は¥26000位でした。痔の手術は二度と御免被りたいところですがどうして痔になったのだろう?
謎のままです。